インド人との電話

携帯電話が鳴った。
見知らぬ番号からの電話。はて?と思いつつも、一応出てみた。
「もしもし?」第一声は日本語で対応。相手が日本人なら話がすぐ始まるし、
相手が英語で話せる人なら大抵「Hello?」と言ってくれるから問題ない。
で、今日は「Hello」と相手が言ってきたので、英語で対応。
しかし、電話の英語はホント苦手なのよね。インド人の話す英語は早口なので
いくら1年以上の海外生活で鍛えられたとはいえ、難しいのだ。
多分相手も名乗ったと思うのだが、まずそこから聞き取れないので、もう一度確認。
私:「あなたは誰?」
相手:「TATA INSURANCE の◯◯(多分名前も言ってたと思う)よ」
私:「あらそう。で何?」
相手:「ペラペラペラペラペラペラペラペラ・・・・」
私:「・・・・・・」(何言ってるのか、まったくワカラン。)
相手:「マダム?Hello?Hello?」
私:「Helloは聞こえています。でも私にはあなたが言っていることがまったくわかりません」
相手:「・・・・Hello?」
私:「聞こえてます。」
相手:「Hello?」
私:「だから、聞こえてるって。あなたはTATA INSURANCEの人でしょ。そこまではわかりました。」
相手:「ペラペラペラペラペラペラペラペラ・・・・・」
私:(全然ワカラン。こいつー、何がしたいんだ。どうせ売り込みだから切っちゃえ。)
−プチン−と切ったら、また相手がかけ直してきました。
そして、上の会話をまたも繰り返す。
相手:「Hello?Hello?」だから、それは聞こえてるんだって。
私:「電話はよく聞こえてます。でも、私は外国人なので、もっとゆっくり話をしてください。」
相手:「・・・・・・・・」なぜか電話が切られた。
−プチン−まぁ、いいや。これで終わりだ。と思ったのに。
懲りずにまたもかけてきた。そしてまた最初の会話から繰り返し。
いい加減にしてよね(怒)。私もヒマじゃないのよ。キー!!
私:「わかってます。あなたはTATA INSURANCE人でしょ。もう何回も電話で聞いたわ」
相手:「あなたの年齢は?」
私、完全に頭にきました。なにぃ?言うに事欠いて、最初に年齢を聞くだぁ?
だいたいこっちの都合も聞かずに失礼な。もうこいつとのお遊びは終わりだ。と思い
私「どうして年齢を聞くの?そもそも私はINSURANCEに興味がないの。二度と電話しないで頂戴!」
と言ってやりました。あー、腹立つわぁ。
とりあえず今日かかってきたこちらのTEL番号は、「TATA MEIWAKU」という名前で登録しておきました。
この番号からの電話は二度とでない。
自分の言いたいことだけを一方的に話すインド人との電話。
ちっともこっちの話を聞いてくれないから、電話の後はどっと疲れがやってきます。