契約期間なのに

アパートの入り口で、日本に一時帰国されていたお友達と偶然一緒に。
「ただいま〜」「おかえり〜」と挨拶を交わしたあと、突然お友達が深刻な顔で
「実は・・・大家さんの都合でアパートから出ないといけなくなりました〜」と
どこかで聞いたことのあるような報告が。
そうなんですよ、インドではよく聞くんですよ。この手の話。
もちろん契約期間はまだまだあるにもかかわらずですよ。
大家の息子夫婦やら娘夫婦が帰ってくるだの。結婚して新居を構えるだの。売るだのと理由はさまざま。
でも、そのお知らせも2ヶ月ぐらい前からお知らせされる親切なものから、1週間ぐらい前に
突然言い渡されるヒドイパターンまで。
私がインドにきてからの3年弱の間にも、いったい何件そんな話を聞いたことやら。
あらららら。せっかくご近所さんになれたところだったのにねぇ。
無事に新居が決まることを願っております。
しかし、そんな話を聞くたびに、我が家でもいつ「出て行って」と言われるかわからないねぇ。
と覚悟をしておかなければと思いつつ、そんな日が来る前にこちらからインドを
去りたいと思うのであります。