インドの衝撃

今日は、インドチックな出来事もない、平和な日曜日でした。が、
インドなネタを期待する皆さんのご要望に応えるため、私がインドで受けた初めて、
かつ、一番の衝撃をご紹介しましょう。
インドに来てからの最初の1ヶ月は、会社が出張者用に用意したサービスアパートに
仮住まいをしておりました。
丁度、日本からの出張者2名の方もおり、我々夫婦と総勢4名のさながら合宿のように
暮らしておりましたのです。
事件はそのアパートで起きたのです。
インドに到着したその日から、アパートで私たちに割り当てられた部屋は、運悪く
トイレもシャワーも、エアコンまで壊れておりました。
翌日からすぐに修理が始まったのですが・・・・
インド滞在二日目。45℃近い気温の日。
買い物からヘトヘトに疲れてアパートに戻ると、私たちの部屋で見知らぬインド人が寝ています。
はぁ〜、はい〜????
しばし夫婦揃って目を疑いましたが、まぎれもないインド人。
「ハロー!ハロー」と恐る恐る声をかけましたが、しっかり熟睡しているようで
目を覚ます気配もなく、主人がでっかい声で「ハロー!!」と
ノックではなく、扉を「ドンドン」と叩いてようやくびっくりしたように
飛び起きてくれました。
帰ってくれるのかと思いきや、起こされたあとに、どこかにTELをかけ
仲間を呼んで、バストイレの修理が始まりました。
昼寝する暇があったら、私たちが戻って来る前に修理しといてよー。
ではなく、あなた誰?なんでここで寝ていたの?ひぃ〜??
これはインドだから?何なの?
という出来事があったのです。
見知らぬインド人が寝ていた!!という、とってもインドな衝撃を受けた
最初の出来事でした。
が、インド生活が少しわかってきた今日この頃。
彼が寝ていたのは、ベッドではなく床の上。エアコンは使わず、シーリングファンだけ。
程度としては、悪質なものではない。ということがわかってきました。
こんなことに驚いては、インドで暮らしていけないのです。

サービスアパート=掃除付き、週2回程度シーツ交換有りのアパートです。
当然、アパートの鍵も持っています。
家人がいてもいなくても、時間になれば勝手に入ってきて、掃除をしていきます。
あっ、ご安心ください。現在はサービスアパートを出まして、通常のアパートに
夫婦二人で暮らしておりますゆえ。
鍵も誰にも預けておりませんので、不在中に勝手に人が入ることもないと思われます。
はい。