コルカタ旅行記(4)

コルカタの中でも、特別地区と呼ばれる場所にある工場。
敷地に入るのにも、セキュリティゲートがありました。
おまけに、前夜近くの会社で火災が発生したらしく、スモーキーな香りもたちこめ
ビックリです。
会社の門を入れば、すっかりお祭りモード。従業員とその家族も集まり、
お祭りの飾り付けがしてあります。
そして、前日からあちこちで見ている性別不明の神さまの像が祭壇に祀ってあります。
会社で、常時雇用している住職もいるらしく、その方がお祈りをしております。
住職を雇っていることにまずビックリ。
お香の匂いが立ち込める中、従業員とその家族が祭壇前でお祈り中。
さらにさらに、別の場所では祭壇に捧げるフルーツ盛のようなものをカット中。
従業員に紹介され、挨拶しちゃいました。
恐らくこの地を踏んだ初めての日本人女性になったに違いありません。
従業員もその家族もチラチラこちらを見ること。指差して見てはいけない。
ということを、インドでは習わないのかしら?
本当の本当に視線だけでなく、指も差されてました。
「あの人何人?」とか「きれいとか、汚い」とか「変な服ぅ〜」とか
きっと言われたんだろうなぁ。まぁ、いいけどね・・・・
お祈りの仕方は、どんな宗教でも基本は同じなのかなぁ。
両手をあわせて南無ぅ〜という感じ、何か唱えながら火を焚いたり、聖水を
かけたり、思ったほど驚くほどのことはなかったです。
唯一、あぁ、インド。と感じたのは、灰をオイルに溶いて、黒いドロッとした
液体を指につけ、オデコにチョンと付けて回ってました。
女性が赤いチョンっというのをつけているのは、何度も見てましたが、
黒いのを見たのは初めてでした。
フーーン。こういうのもあるのねー。
主人の顔にも付いてました。プププ。
健康にずっと過ごせるといいですね。あっ!祈るところが違うか?
一通りのお祈りが終わると、ステージで催しが始まりました。
主人は、打ち合わせがあるとかで私のみ放置。まただよ。
まったく、放置プレーのスキな旦那だ!!
ステージ上では、子供たちが代わる代わる詩の朗読。最初は歌っているのかと
思いましたが、聞いたらポエムだそうです。
次は?あなたも参加してっ!と誘われ、なんと椅子取りゲームに参加。
ルールは日本と一緒ですが、大きく違うのは!?
みんな真剣!!!!す、凄すぎます。インド人!
椅子を確保できなかった人は、真剣に怒るんですもの。
ねぇねぇ、たかがゲームじゃないの?そんなにすごい景品でも!?
あっ、私は早々に負けて離脱しちゃいました。
椅子取りゲームだけは最後まで見てたけど、景品が合ったようには思えなかった。
お昼になり、祭壇に祀ってあったフルーツなどが振舞われ、食事も振舞われて
この後、夜まで踊ったり歌ったり、続くそうな・・・・
とにかく従業員とっても楽しそうで、微笑ましい光景でありました。
私のプジャ体験は、以上になります。
明日は、その他に気になったことや、後日談など報告いたしますね。