たばこ

日本では、タバコの増税が話題になっているようですねぇ。
我が家はタバコに縁がないため、値段を気にしたことがないですが、
インドでもタバコを吸う人は多いみたいです。
が、インドで一般的なのは噛みタバコと呼ばれるもののようです。
初めて見たときは、ギョッとしました。
だって、その辺をフラフラ歩いているおじさんが、突然道端で赤いツバを
ペッと吐き出すのですから。
な、なに?最初は血を吐いているのかと思ったぐらいです。
インドは衛生状態がよくないから、結核か?と考えた程です。
でも、あまりにあちこちでそんなシーンを見るため、どうやら病気ではない。
ということがわかりました。
そう思ってよく見ると、公共施設の建物の壁にも、上から吐いたような
赤いシミがあちこちにあります。
この赤い正体が、噛みタバコのようです。
パーンと呼ばれる緑の葉の上に、数種類のスパイス?何か不明なものを指で混ぜ
くるくる巻いて、クチャクチャクチャと噛み続け、最後にペッと吐き出すそうです。
私はモチロン未体験。恐ろしくてとても体験する気も起きませんので、
お味の程はわかりませんが、それがインドのタバコだそうです。
日本でもアメリカでも、道端でツバを吐くようなマナーのない人を
何年も見かけていないため、オートリキシャや車の中から、外に向かって
ペッという姿を見ると、本当にキチャナイなぁと思うばかり。
あぁ、イヤだ。イヤだ。
参考までに、インドでも日本と同じようなタバコは売っているそうですよ。
でも、高級品のようで箱単位ではなく、1本単位で買えるんですって。
フーン、そんな高級品なら吸わなきゃいいのにねぇ。