あなたならどうする?

インドでは、本当に手に入る野菜が限られています。
どこでも手に入る野菜は、以下の野菜のみ。
インゲン、オクラ、ナス、人参、ピーマン、ゴーヤ、マッシュルーム
キュウリ、トマト、玉ねぎ、じゃがいも、ヤングコーン、里芋
ショウガ、ニンニク
街の中でも、ここは野菜が充実しているよね。というスーパーでやっと手に入るのは
げんこつぐらいの大きさで、甘みも素っ気もないキャベツ
直径が5cmあるかないかの、ヒョロヒョロ大根。
あるだけ嬉しいね。と自分を納得させて買う葉ネギ
指2本分ぐらいの太さの痩せっぽちレンコン
葉っぱの色が少し悪いレタス
あれ?と振り返るぐらいのズッキーニ
少し黒ずんだカリフラワー
とっても高級なアスパラガス、ブロッコリーと続きます。
えーと、とにかくインドにきてから食べてない野菜が、いっぱいあるのです。
ヤマイモ、ほうれん草、小松菜、エノキ、シメジ、枝豆、もやし、ミツバ、シソ
カイワレ、ゴボウ、白菜
そして、インドにきてから先輩マダムに教えられたことの一つに
インドの野菜は、生で食べない。むける野菜の皮はむく。向けない野菜は、野菜用の洗剤を使って洗う。
があります。インドでは、農薬規制がないため薬漬けになっている野菜が多いからだそうです。
あと、季節もあるのですが、生鮮食品にはハエがたかっているので汚いのです。
それでも、限られた野菜を使ってなんとかお腹を満たしていたのです。が・・・
最近聞いた話しで、今後もキュウリとキャベツを食べてもよいかどうか迷い始めています。
《キュウリ》
生は食べない方がいい。と言われても、皮をむいて食べていたキュウリ。
日本モノとは全く味も異なり、水っぽいため、必ず中心のタネ部分をとって
生野菜の歯応えを楽しんでいたのですが、目には見えない小さな虫が潜んでおり、
その虫がお腹に蓄積していくらしいとか。
《キャベツ》
キャベツ特有の甘味も香りもなく、どうしてこんなに硬いのかしら?という
キャベツ。それでも炒め物に使えるだけでとっても重宝していたのですが。
このキャベツ、脳が冒されるとか。
エーッ!!科学的根拠があるのかないのかもわからず、専門機関から警告が
あったのかないのかもわからず、ただただ口コミで聞いた情報。
でも、聞いてしまった以上、安心して口にしていいのかどうか・・・?
はぁ、どうしたもんやら。
この話真剣に信じており、既に買うのをやめた。という主婦もいました。
この地がインドであるが故にすべてが疑わしく、変な噂話ね。で済ませられません。
ただでさえ、野菜を洗ったり、皮をむく下ごしらえに時間がかかるというのに、
ホント悩みが尽きません。