日曜日の訪問者

日曜日の昼下がり、夫婦の語らいを邪魔する訪問者有り。
合図は、ドアベルの音。
扉を開けると、インド人の男性二人。
「バルコニーに何か落としてしまった」と私には聞こえた。
どこの部屋のバルコニーか確認をすると、リビングルーム。との回答だったので、
まずは私が自分でリビングのバルコニーをチェック。
ハトのフンもなくとってもきれいな状態。ということで、何もなかったのですが、
私が、「何も落ちてない」と言っても、靴を脱いで家の中に入ろうとするので、
しょうがないなぁ・・と思いながらも自分でチェックしたいのかと思って家にいれると
自分でベランダのチェックをし、壁のチェックを始めた。
そして、あろうことか「壁の中に落ちてるから、壁を壊したい」と言い出した
はぁ〜〜〜〜???????
この時点で私の思考は停止。続きは主人にバトンタッチ。
主人:壁を壊すのは大家の許可がいる。私たちは借りているだけなので、大家に交渉しなさい

インド人:大家の電話番号を教えてくれ
主人:大家はインドにはいない。海外にいるから、すぐには連絡がとれない
インド人:電話番号、電話番号
私:壁を壊すなんてダメに決まってる。どうせひどい有様になるに違いない
主人:何を落としたんだ?何をしていて落としたんだ?工具か?電気部品か?
インド人:上の階のエアコン修理。水が壁の中に漏れてる。
     お宅の壁のシミと壁のデコボコは壁の中に水が漏れているせいだ
主人&私:はっは〜ん。やっと合点がいきました。
そうなんですよね。今年は例年になく雨季が長かったせいかと思っていましたが、
確かにリビングルームの壁に、引越してきたときにはなかった壁のデコボコ
シミがあり、モロモロと壁が剥がれて美しくない状態になっていたのです。
見用に寄っては、壁の中で何かがうごめいたんじゃないかと思うような
気持ち悪い状態です。
時期を見て、大家さんには修理をしてもらえるよう交渉をしようとは思っていたのですが、
それが原因なら、是非上の階の人に直していただきたい。
ということで、ご近所に住む大家さんのご実家へ急遽連絡。
週明けから、早速修理がはじまることとなりました。
壁の破壊と修理なんて大掛かりなものは、私初めての体験。
きっときっとすごいホコリになるだろうし、インド人工事のあとに掃除しないし、
とってもとっても後片付け大変なような気がする。
私一人の対応で大丈夫なんだろうか??
こんな時に限って、明日から主人は出張でいないし。
修理に何日かかるのか?と確認したら、「3H」の回答。
「3日じゃなくて3H」本当か?本当にそうなのか?インド人。
私はインド生活の中でインド人の時間概念をまったく信用していない。
まったく、ブログのためかどうかは不明だが、よくネタを提供してくれます。インド。