VSゲートボーイ

インドに来てから、今まで健康だった人の血圧があがったり、肝臓の数値が悪くなった。
という話をちょくちょく聞くことがある。
インドにきてから、健康診断をしていないため、私の健康数値がどのように変化したのか
把握していないが、今日の私は血圧が上がったはず。トラブルは朝から始まる。
アパートの駐車場で、私の運転手とアパートのゲートボーイがなにやら言い合っている様子。
参考までにゲートボーイとは?
アパートには地下駐車場があるのですが、駐車場の入口には日本同様バーが設置してあります。
日本だと車が近づいたり、パーキングチケットの受け取り、精算で自動でバーが開閉しますが、
ここはインド。そんなシャレた機能はなく、ゲートごとの入り口には常に人が待機しており、
手動でバーの開閉をするのです。このゲートの入り口にいる人を我が家では、
ゲートボーイと呼んでます。
で、話を戻しますと、ゲートボーイが私の運転手に何か言ったようです。
何があったか運転手に聞いたところ、部屋番号の書かれた駐車スペースに車を止めていたところ
ゲートボーイに黄色のナンバープレートを付けたTaxiは、止めてはダメだと言われたとのこと。
この件は、以前にも同じことを指摘され、我が家ではパーキングフィーを納めて、
Taxiでも駐車可能な許可証を貰っているのです。
なので、それをキチンと提示すれば、普段は何の問題もありません。
しかし、本日のゲートボーイは、そういったルールを何も把握していなかったようで・・・・
マダムの怒りを買ってました。
マダム「このスットコドッコイ!我が家はこの許可証がある。
これがあれば駐車が可能なはず。今すぐ、あなたの上司に確認しなさい!!」
ゲートボーイ「確認したけどダメだ」
マダム「そんなハズはない。あなたの上司は誰だ?私に話をさせろ」
順調にマダムの体温も血圧も上昇していき、声まで大きくなりました。
すると、駐車場にいた他のインド人までワラワラ近寄ってくるし・・・
キー!!!!
マダム「お前じゃ話にならんわ!!!
自分でオフィスに行って話すから、お前とはもう話したくないっ!」と言い捨てて
許可証を持ってメインゲートまで移動し、リーダーっぽい人に話をしました。
マダム「この許可証があれば、駐車可能だったでしょ?
セキュリティマネージャーのサンジェイは、OKと言ったわ。
今日のゲートボーイはダメだと言って、とても失礼だ!!」
と言ったら、勿論マダムの言うとおり。何の問題もゴザイマセン。
ということだったので、
マダム「あの失礼なゲートボーイに、今すぐ私の目の前で注意してくれ」
と言って、また先ほどの場所へ移動し、リーダーからゲートボーイに注意させました。
が、全然「申し訳ございません」という謝罪の意思は、私に伝わってこず。
「おっと、スマン」程度な様子。カチーンときて、キーッときて、ゼイハァ・・・と
マダムだけが疲れた。
あのゲートボーイ。二度と失礼なことを言わぬよう、何とかギャフンと言わせたい。