元旦タージ・マハル(後編)

霧の中、ガイド君の説明を聞きながらタージ・マハル観光。
いやはやなかなか奥が深い。シャー・ジャハーンが、一番愛した妃ムムターズ・マハルの
為に作ったきれいなお墓かと思っていたら、いろんな意味が込められておりました。
屋根の上の塔の数も庭の数も噴水もナルホド〜と思わされる理由がありました。
今のインド人が作る普通のアパートは、ガス中毒を防ぐためか?あちこち大きなすき間だらけですが
この時代の職人は随分繊細なお仕事ができたのね〜。とイヤミなことを考えてしまった。
そうしたら、タージ・マハルのデザインを考えたのはトルコ人でした。
大理石の細かい装飾。1箇所を除き何から何まで完璧なシンメトリー。圧巻でした。さすが世界遺産。
タージ・マハルは、保全のため土足厳禁。
靴を脱ぐか、シャワーキャップのようなシューカバーをつけて入場です。
外国人料金のチケットには、シューカバーが込みになっており助かります。
でも、冷たい大理石の上、裸足で歩いているインド人も多かった。
見てるこっちが寒いぐらいでした。
見ている間に少しずつ霧が晴れ、建物前にてパチリ。

そしてヨガ修行のたまもの、空中浮遊をしながらタージ・マハルと一枚。

インドに半年住んだ成果、内緒にしていましたが空中浮遊ができるようになったんです(笑)
是非是非、ここは一見の価値有り。私がインドにいる間に、おいでませ。
但し、6月〜9月は絶対に避けた方がよろしいかと思います。大理石の照り返しで
火傷しそうなぐらいに暑いそうですから。モンスーンシーズンも道中の道路事情が心配ですし、
真夏のあのトイレ!想像を絶するものがあるんじゃないかと・・・
私も次回は、真っ青な空をバックにした白亜のタージ・マハルを見たいなぁと思っています。