に・お・い

帰宅した主人が一言。「くさい、めちゃくちゃくさい。くさすぎて、頭が痛い。」
はて??何のことやら。
お隣りの席の人がとてもにおったらしいのです。
実はこの「におい」問題。インド生活の中ではよく話題になるのです。
スパイスを大量に使ったインド料理のせいなのか?はたまた毎日シャワーを使う習慣
がないのか?それとも洗濯ができないのか?
身近でも、我慢できないにおいのためドライバーを解雇。なんて話も聞いたばかり。
何を隠そう私のドライバーも、毎日同じ服を着ているのよね。
アウターは一緒でも、中の下着は毎日替えているはず。と自分に言い聞かせていますが。
それにしてもオフィスの従業員。昨日、今日雇ったわけでもなく、なぜ突然今日?
原因は不明ですが、今週に入ってから25℃とちょっと暑くなった日もあったのよね。
あまりに我慢できないにおいだったため、出張で不在の人の席へ移動して仕事をしたそうですが、
問題を回避しているだけで解決になっていない。
どうしたもんかと、私も案じていました。
が、その翌日からはウルトラスーパーミラクルなほどは、くさくなかったらしいです。
我慢できる程度になったということでしょう。
しかし、これからインドが迎えるのは長く苦しく痛い夏。
これから万が一先日のようににおうことがあったら
「毎日シャワーを浴びて」と言えばいいのか?
インドではカーストの名残のせいで、よくクラスという表現がされるのですが
家で毎日シャワーが浴びられるほど、余裕のある生活ができるクラスの人ばかりではありません。
そのため、「シャワーを浴びて」という言葉を伝えることが、失礼になるのでは?
とちょっと心配していたのです。そうしたら、インド人からそんな時に最適な表現を
教えてもらうことができました。
「Please use deodorant/antiperspirant. Your body odor is very strong.」
ほっほー。なるほど。ソフトな表現ですが、こちらの意図が相手にはわかってもらえるそうです。
和訳すると、ちっともソフトな表現ではないような気がするのですが、インド人が大丈夫。
というから大丈夫なのでしょう。早速主人にも教えておきました。
が、あれ以来ウルトラスーパーミラクルなにおいから50%OFFぐらいなので、我慢しているそうです。