India for Japan

昨夜、インドにきてからの友だち作りに一役買っていた「グルガオンコネクション」主催で
「India for Japan」と題したチャリティーイベントが開催されました。
あのKingdom of Dreamsを借りきって、バッフェスタイルの食事が振る舞われたり、
インドの有名ジャズシンガーや俳優、人気クリケット選手などの協力もいただき
とても大きなイベントでした。
入場料やオークションの収益などは全額、赤十字を通じて寄付されます。
興味はあったのですが、体調も万全ではなかったため、私はできることで一助を。
当日は、日本文化の紹介も兼ねて着物を展示したり、浴衣を持っている人は着てきてー。
という連絡が回ったため、先日来急遽、私も微力ながら浴衣の着付け講習を行ってきました。
日本にいるときも着たことがなかった浴衣を持ってきた人もいるようで、
帯板がなかったり、紐が一本もない。伊達締めなどにいたっては、見たこともございません。
これは男性用の角帯で、女性の半幅帯とは違いますねぇ・・・
などと、日本にいるときには考えられなかった事態に遭遇することも多々有り。
おまけに「浴衣はあるけど、下駄がないです。何を履けばいいですかぁ?」と
えーーと・・・ないものはしょうがあるまい。夜で足元まではそんなに見えないから、
サンダルなどを履くしかないですねぇ・・・・と慌ただしく準備をしてきた。
そして迎えた当日。前日に日本から届いた訪問着を着せてください!と連絡のあった1名。
日本に3年間在住経験のあるイギリス人1名。同じアパートの日本人1名の浴衣着付けをお手伝いしました。
訪問着の着付け、帯結びは1年以上のブランクがあり、事前の練習ができなかったため、
着崩れしていないだろうか?と心配していたのですが先ほどお礼の電話をいただきました。
せっかくなので、ということで帯もすこーし可愛く結んだところ、大変喜んでいただき
集まった外国人からも大好評だったようです。ご本人は、「全身姿ではなく
背中の帯結びばかり写真に撮られたのー。顔はいらないのかしら?」と笑っていましたが
私にも学ぶことの多いとても良い機会となりました。やっててよかったわぁ。
早速、夏祭りの前にも浴衣の講習会をやって欲しい。とか、外国人向けに浴衣の着付け体験会を
開けない?などと連絡があり、これから相談することになっています。
日本の着付け仲間は、ちょうど例祭で時代衣装の着付けをしている時期。
私もインドで頑張ったよー。