FRROへ行った

今日も40℃超えの暑さ。相変わらずのインドであるが、本日はグルガオンの警察署へ出向いてきた。
別に駐禁を切られたわけではなく、VISAの延長手続きをするために通称FRRO
(Foreigner Regional Registration Offices)へ行ってきた。
インドのお役所仕事とは、それはもう、本当に、言葉を失うほどの業務効率の悪さと
対応の悪さでは、インドに住む外国人で知らない人は居ないほどだ。甦る昨年の暑さと対応。
憂鬱ではあるけれど、インド駐在者は絶対に通らねばならない関所。
全ての書類を揃えて(揃えたのは夫の会社と主人だが)サインをして、パスポートを持って朝9時半に到着。
建物にクーラーなど設置されておらず、薄暗い通路を通って、意味不明なシミがある階段を上り、
インド特有の臭いにやられながら、一室へ。
またこのオフィスがひどいのよ。壁一面に日に焼けて黄ばんでしまったような書類束の山。
マッチでもすったらよく燃えるだろうなぁ・・と思わずにはいられない。
IT大国と呼ばれるインドだが、基本書類大好きなのよね。
なぜか今回の手続きも同じ書類の束を全て4部ずつ用意している。
今回二家族揃っての手続きだったのだが、全員で顔見せ。いまだに目的がよくわからない。
本当にインドに住んでいるよー。という証明になるのか?だがこのとき対応した男性も職員なのかどうなのか?
そして「待ってて」の一言で、果てしなく待つ。待つ。待つ。待つ。待つ。待つ。
覚悟はしていたので、雑誌持参。待っている間に次第に温度上昇。廊下で待つこと1時間弱。
待っている間にも新たな手続きの人たちが、ドンドンやってくる。
男性陣のみ、しびれを切らしてオフィスの中へ。その間も妻は待つ。経過することさらに1時間弱。
突然。「終わった」と言われ終了。私何も聞かれてないし、何も話してませんが終了?
実際に手続きが完了したわけではないのですが、書類をチェックされ、後日警察官が自宅にやってきて
我々の居住確認をし、ご近所インド人のサインをとってからようやくたった3ヶ月のVISA更新ができるらしい。
ホントか?警察官も突撃アポ無し訪問らしいのでいつ来るのか全く不明。
しかし2時間弱。ただ待つだけの時間でも相当疲れた。
インド政府よ。多くの外国人がインドで働いているのだから、
もう少しこのシステム何とかしたほうがよいと思うのだが。
詳しくはわからないが、いわゆる「袖の下」と呼ばれるワイロも相当額動いているようです。
デリーオフィスの4時間待ちとか、翌日出直し。などの話も聞きますので2時間弱はマシな方だそうですよ。
オフィスに入った男性陣。二人で一部の書類の束にしてあったそうですが、
一人一部の書類の束にまとめ直すよう指示され
ひたすら、ホッチキスで書類を留め直していたそうです。えーー!そんなに重要なことだったのか・・・
やっぱりインド。ようワカランわ。とにかくVISAの延長。順調に行きますように。