見合い後1時間

消化しきれぬネタが溜まってきた・・・・頑張らねば。
今日はこれ。このブログに貴重なネタを提供してくれる我が夫と一緒に働くインド人同僚。
ある日のこと、夫がこちらの手土産を持って帰ってきた。

箱に写っている「Haldiram's」http://www.haldiram.com/地元では有名な菓子メーカー。
HP開いてビックリしたけど、アメリカにもお店があるんだねぇ。知らなかった。
とにかくこのメーカー名を見るだけで、中味はインド菓子であることがすぐわかる。
インドのお菓子は基本的に激甘かマサラ味で、我ら夫婦の口に合わないため、自ら購入することは
まずない。ということは、どなたからのいただき物?
フフフフ。聞いて驚くインド人同僚からのネタ付き土産でした。
約2ヶ月ぶりの出社が最終出社日となった、新婚ホヤホヤインド人マダムからの結婚披露菓子。
日本でいうところの、引き菓子にあたるものでしょうか?
事件の始まりは・・・
遡ること2ヶ月前。数日の予定で休暇をとっていた社員の一人が、不可解な電話連絡の後
出社をしなくなったのが事件の発端だったようです。
電話の内容は、「結婚が決まったので、しばらく出社できません」
日本人が聞くと、はぁ〜??何言っているの???となるのですが・・・
で、そのあと音沙汰ないまま時は経過。
まだまだ見合い結婚が主流のインド。件の社員は、いとこの結婚式に出席するため
数日の休暇をとって田舎に帰っていたそうです。が、結婚式の後ご両親からお見合いを用意され、
産まれて初めて会った見合い相手と、会って1時間後に婚約が成立し、
星の位置から、二人に最適な結婚式の日時が導きだされ、婚約成立後は家に軟禁状態となり
誰とも連絡がとれないまま、結婚式が終わって、ようやく出社をした。という状況だったそうな。
恋愛結婚はまだまだ少ないよ。というのはインド生活で既に学んでいたのだが、
見合い後1時間〜?婚約後は軟禁〜??と驚きの習慣を知ることとなりました。
まぁ、本人が幸せなら別にいいけどねぇ・・・。日本人の私には理解不能。
まっ、私が結婚したときも、周りの人には相当驚かれる状況でしたけどね(笑)
で、いただいたこのお菓子。箱の中には、このようなお菓子が入っていました。

いやぁ、砂糖がまぶされており、カラフルな色。インド版ゼリー?
鼻を近づけると、ココナツの香り。手に取ると砂糖でヌレヌレ。
口に入れると、なぜか繊維質を感じ、噛みしめるとシャリシャリ音がする。
うーーーーむ。うーーーーーーーーーーむ。不思議な味で、かなり頑張ったのだが
この小さな一つを食べきることも不可でした。
当該社員も、結婚相手と一緒に住むのは遠くの街のようで、この日が最終出社となり
そのまま退職されたそうです。
以上、インドの引き菓子の紹介と結婚事情でした。