オタク訪問 in ニムラナ⑤

家を朝8時に出発して、2杯のチャイで既に午後2時を過ぎちゃってますけど何か?
ドライバーくんは、最初は「ソーリー、ソーリー」とパンクしたことや、ニムラナ・フォートに
寄らず、昼ごはんも食べずに家に戻らなければいけないことを謝っていたのだが
我が夫
「君の家族に会えたことはとてもよかったし、インドの文化を体験できて今日はとてもよかった、
だからもう謝る必要はない。」と言ったら、途端にご機嫌になりました。
「サーとマダムが僕の家に来てくれて本当に嬉しい。家族もとっても喜んでいた」と。
うんうん。そうね。貴重な体験をさせてもらったよね。
どこの水でできたかわからないチャイも飲んじゃったし、これでお腹さえ壊れなければ
笑い話ですむからね。
今回訪問した田舎町の子は、おそらく一生村から出ることもないのではないだろうか?
学校へ行けているのかも不明。
でも、おそらくこの生活に疑問すら持つことなく、このまま暮らして行くに違いない。
あと10年後。20年後。この村の生活はどんな風に変わっていくのだろうか?
日帰りだったのにとってもディープなインドを体験した一日でした。
そして帰り道にはおまけな出来事が。
いくらピークを過ぎたと言っても、3時もすぎればお腹もすくし。チャイを2杯飲んでいるので
トイレも行きたくなる。
ドライバーにお任せしてトイレ休憩をとってもらったところ。ローカルなレストラン兼ホテルで休憩。
ホテルゥ??どこに?と思ったけれど、看板に書かれていたので宿泊所もあるに違いない。

そして、良く言えばオープンキッチンで調理をしており、食事をしている人もいる。
冒険ついでにローカルレストランで食事する?ということになりインド料理を食すことに。
・・・・・メニューを見ても不安が消えぬまま。しかしドライバー君も朝から何も食べず運転し続けているため
彼もお腹がすいているに違いない。この際「一緒に食べましょう」と誘って3人で食事することに。
完全にインド人向けの味付け。とってもスパイシーでありました。
豆カレーとパニールカレーをチョイスし、辛い辛いと言いながら、3人でシェアして完食。
あー、とうとうやっちまった!!!ギーと油のせいか、お腹にはもたれましたけどね。
いやはや我ながら少々怖いのですが、お腹を壊すことなくあれから1週間が経とうとしています。
以上で、オタク訪問 in ニムラナ終了です。
今回の教訓
行く気がなければ、ドライバーの誘いは最初にキチンと断ること。
曖昧な返事をすると、いつか行くハメになる。
勉強にはなったけど、二度とドライバーの家には行かないだろう。