イタリア休暇⑤フィレンツェ

シエナの街は1泊だけ。さっ、次に移動しますよ。
次の目的地はフィレンツェ。シエナとフィレンツェは距離にして72km、1時間半程の距離です。
今日のドライブは短くてすみそう。と高をくくっておりました。

高速にのってしまえば、歴史地区を気にすることなく日本、アメリカ同様快適なドライブ。
ですが!前日の歴史地区で警察に車を止められたことにショックを受けた夫。
イタリア語の標識にドキドキ。しかも、フィレンツェの宿も観光地のど真ん中に確保していた私。
GPSの指示通り進むと、こんな標識発見。

もしやこれは、許可車Only?? しかも、歩行者天国並みに歩行者多し。
走っている車は、TaxiとBusだけ?ヤバイかも?とUターンしましたよ。
でもねぇ、事前にホテルへ電話をして駐車場も確保してあるし、ホテルの前まで車OKの
確認もとってあるのだよねぇ。うーーーむ、再度ホテルへTELして確認しましたよ。
標識にこんなこと書いてあるし、いいの?すると、宿泊客の車は許可があるから大丈夫。
と力強い返事をもらったため、先程の道へ再度戻って歩行者の波をよけつつ、ホテルの前へ。
ホテルの前に車を止めたいけど、細い道なのに後ろからは大型バス。ヒョエー。
ホテルスタッフを呼ぶため、急ぎ私だけ下車。夫にはホテルを通り越して、少し広い場所で
バスをやり過ごしてもらうことに。
そうこうするうちに、パトカーまで走ってくるし二人してアワアワドキドキ。
でも、パトカーも何も言わずに追い越して行きましたわ。
すぐに管理駐車場のスタッフさんが車をとりにきてくれて、車のチェックイン手続きと
鍵を渡して、イタリア旅の友とはしばしのお別れ。
フィレンツェの宿に入るまでだけで、二人して冷や汗かきました(笑)
でも、今回のイタリア旅行で私が一番楽しみにしていたのがこのフィレンツェの街。
なぜかって?それは、「冷静と情熱のあいだ」の舞台だったからですとも。
小説もよかったのですが、これは映画もステキでねぇ。サントラのエンヤを聞くだけで
あの頃のトキメキがよみがえってきます。
主人公二人の思い出の場所が、フィレンツェのドゥオーモのクーポラだったのですよ。
10年以上ぶりに願いをかなえ、自分の足で訪ねることができました。感動。
クーポラの上からみた街並み。


あぁ、ステキ。自分で写真を見返してもあの感動がよみがえってきます。
私も満面の笑み抑えきれず。もう一度、映画を見たくなってしまったわ(笑)
ローマに比べてこじんまりと観光スポットもまとまっており、とても歩きやすい街でした。
そして、ローマからイタリアを北上中。少しずつ気温が下がっていきます。